「杉山元太の自立生活体験ハウスビギン宿泊体験記」
私、杉山は、去る2月24、25日にかけて、自立生活体験ハウスビギンに宿泊体験をしました。
宿泊する前は、10年ぶりの自宅以外での寝泊まりのため、初めての場所で眠れるかがとても不安でしたが、「旅行気分で楽しもう!」と、当日を迎えました。
☆自立体験ハウスビギンとは…自立を目指す人たちが、実際にヘルパーを使いながら、一人暮らしの生活を体験する場です。詳しくはこちらをご覧ください。https://www.scil.jp/bigin/
今回宿泊した目的は、自宅がバリアフリー構造のため、「現在取り組んでいるビギンの物件探しのために一度自分がビギンに泊まってみて不便な点や、どんな部分に注目したら良いか感じるため」です。
やってみたかったことは、入浴、特に湯船に浸かる体験をすること、そして、トイレを利用することでした。
到着して、夕食の買い出しに行く予定でしたが、雨が降っていたので、介助者にすき焼き風うどんを買ってきてもらい、大好きなうどんを食べて気持ちもリラックスできました。
そして、楽しみな入浴。今回はシャワー浴を行うことにしました。シャワーキャリーに乗った状態で2名の介助者に運んでもらい、浴室に入ることができました。段差の位置を確認することや安定する位置を常に確認し、把握しておく大切さを実感しました。本当は、温かいお湯に浸かりたかったのですが、浴室が狭く湯船に浸かることができず、それだけでは心残りでした。
トイレについては、1回はビギンのトイレを使い、その他はポータブルトイレを使用しました。ビギンのトイレは狭く、介助者2名に入ってもらうことができず、自分が移乗の動作に疲れてしまったため、ポータブルトイレも使ってみたのですが、「ポータブルトイレに慣れることで、寝室やリビングなどの室温が保たれた場所でトイレができる」というのは、大きな発見となりました。しかし、長く住んでいくことを考えると、安心してトイレを利用したいという気持ちが強くなりました。
今回、宿泊を経験していろいろな場所に泊まることの面白さを感じることができました。例えば、機会があれば、キャンプや、ホテルにも宿泊してみたいという気持ちになりました。
これからも、チャレンジ精神を持って、仕事や生活を過ごしていきたいと思います☆
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