令和1年度 防災訓練を実施しました
本年度は2部に分け、訓練を行いました。
第一部:令和1年11月21日(木) 13:00~14:00
①避難訓練 ②消火訓練および梯子による脱出訓練
第二部:令和1年 11月25日(月) 15:30~17:30
外部講師(株)COACT渡嘉敷唯之氏による
「福祉事業所の災害対策基礎研修」の研修
第一部、避難訓練では社屋において「震度7の地震発生」を想定した訓練を行い、職員と利用者60名が参加。各事業所において、職員は担当する利用者にヘルメット・防災頭巾等を着用させ、机の下に隠れる等して身の安全を確保させ、その後、駐車場に避難し訓練統括者に報告。
消火訓練および梯子による脱出訓練では、正面玄関前において、アルソック関連の防火設備点検者より消火器の扱い方について詳細な説明を受け、続いて、社屋2階から避難用梯子を設置し、3名の職員が実際に梯子を降下する訓練を実施。
第二部、渡嘉敷唯之氏による「福祉事業所の災害対策基礎研修」では職員25名を部署ごとに5つに編成した、グループワーク形式で行った。
まず、東日本大震災や西日本豪雨災害で、福祉施設が被害を受けた実例が写真を交えて紹介され、 ・ハザードマップで利用者宅の危険性や避難経路を把握する必要 ・緊急時の通報手段を確保する必要 ・利用者の住む地域の避難所の実情を把握しておく必要 ・医療的ケアがある場合は、災害時の電源確保をする必要 ・送迎中の災害発生も想定しておく必要を映像を交えて講義を受け、続いて、与えられた課題についてグループワークを ・地震発生時に起こりうる事態を想像し各自5点以上付箋に書き出し ・上記をカテゴリー別に分けて模造紙に貼る ・各カテゴリーを重要性という視点から数値化した ・各カテゴリーが事業所としてどのくらい対策が講じられているか?という視点から数値化 ・各グループの発表 最後に、講師の渡嘉敷氏より以下のようなまとめの話として ・本日のようなワークショップで得た気付きを大切にして防災対策をしてほしい。 ・災害時もできるだけ早く事業を再開することが重要である。 ・そのためには、BCP(事業継続計画)をあらかじめ立てて置くことが役に立つ。 と、話をいただいた。