ドキュメンタリー映画「風は生きよという」上映会
今年度も残すところあと1ヶ月余となりましたね。
皆さんは、このコロナ禍の時代をどのようにお過ごしでしょうか?
2020年度はどうやら「コロナに始まりコロナで終わる」1年になりそうですね。
当団においても、11月ごろはじまった第三波では、近隣の総合病院やすぐ目の前の療育センターで相次いでクラスターが発生し、そのたびに私たちは警戒レベルを高めて、テレワークを導入し、通所系の事業(就労継続支援B型、生活介護)を在宅支援に切り替えました。
幸いにも、直接的な影響はほとんど無く、ようやくこのところ第三波終息の兆しが見え始めたところです(もちろん依然として医療体制はひっ迫しているので安心はできませんが)。
まるで亀が手足を縮めて甲羅に閉じこもるように、コロナの波が来ると事業規模を縮小する…今年度はこの繰り返しだったので、予定していた内部研修は、ことごとくキャンセルになってしまいました。
そんな中、密にならないように配慮した形で、現在DVD研修会が開催されています。
これは、「風は生きよという」というタイトルの、地域で生きる医療的ケアの必要な重度障害者の生活ぶりを記録したドキュメンタリー映画です。
登場人物は、自立生活センター東大和で権利擁護活動等をしながら人工呼吸器ユーザーの会「呼ネット」を設立した海老原宏美さんや、ALS当事者で自身の経験を活かした障害者支援をするために自立生活センター北見を設立した渡部哲也さんなど5人。
5年ほど前にちょっと話題になったドキュメンタリー映画なので、憶えていらっしゃる方もおいでかも知れません。
当団体も、たんの吸引等研修(3号研修)を主催するなどして、医療的ケアの必要な重度障害者の支援に力を入れているので、この映画は研修用には持ってこい、というわけです。
まだご覧になっていない方は、以下にリンクを張っておきますので、ぜひ一度ご覧になってみてください!